こんばんは。
ジョイホームの白土です。
連日の猛暑とオリンピックの興奮で疲労が蓄積されている方も
多いのではないでしょうか。
さて、お客様へのご提案する土地を確認しに運転していた所、
久しぶりにお寺さんの改修工事現場に遭遇致しました。
日本の風土にあった木造在来工法。
とりわけ接合部分に補強材としての金物は一切つかわず組み立てる「伝統工法」は、
現在の建築基準法に合致し辛いところもありありますが、
その技術の一旦は現代の棟梁達にも脈々と引き継がれております。
棟梁の腕の魅せ所はいくつか御座いますが、
神社仏閣ではなんと言っても屋根のそり具合ではないでしょうか。
平面図から現寸を板に書いていくのですが、その多くが、棟梁の裁量に
任されており、外観の美しさは棟梁の「感性」です。
お盆期間はお墓参りなどでお寺に行くことも多いと思いますが、
足下ばかり気にせず、立ち止まって空を見上げてください。
匠の技術に感嘆致しますよ。
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