こんにちは。
設計課の伊藤です。
街路樹のナナカマドの実も赤みを増し、秋の深まりを感じる
今日、この頃です。
さて、先日、インテリア専門書としては異例の24万部を発行した書籍
『123人の家』の取材で、500件以上の国内外の家を取材してきた
編集長、荒木正則氏のセミナーに参加してきました。
最初にデンマークの家具やインテリアのお話があり、
北欧の方々のライフスタイル、インテリアなどを、
実例写真を見ながら、ご説明頂きました。
北欧の家具や間接照明、絵画の飾り方など、とても参考になりました。
その後、荒木先生の新刊のお話があり、
「日本のシアワセは丁寧な暮らしの中にある」のテーマのもと、インテリアの価値は
穏やかな日常生活の充実にあるということでした。
衣・食→消費の連鎖
住=思い出の蓄積
子供たちに引き継げられる財産
インテリア好きの人は、ファッションもおしゃれ、おいしい物もたくさん知っていて
それを盛り付けるお皿にもこだわりを持って暮らしている。
また、おしゃれなお家にお住いの家は、ご主人がインテリア好きで
主導権を持っていることが多い。とのことでした。
その背景にはファッションやインテリアにこだわったイームズ世代の
お母さんに育てられた子供が大人になって、家庭を持ち、「衣・食・住」に
こだわりを持ち、ていねいな暮らしをしていることにあるそうです。
「丁寧な暮らし」 ・・・忙しい日常の中で、穏やかな日常生活を
自分にとって気持ちのいいものに囲まれて暮らしていきたいものです。
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